徳島大学防災展 高地蔵
先日、ぴーなっつ防災士で徳島大学の日亜会館で行われた「高地蔵展」見に行ってきました。特にパットライス・ヨネは普段防災関係の仕事をしており、この展示会に大変興味を持っていました。
ロビーに入るなりインパクト大!4メートルを超える「東黒田のうつむき地蔵」さんがお出迎えです。
「高地蔵」は台座が1メートルを超えるお地蔵様の事をいうそうです。水害でお地蔵さんが流されないよう台座を高く作られた説があり、災害の時は高地蔵さんまで逃げろといういわれもあると聞いたことがあります。
それにしてもこの高地蔵さん達…なんか特別珍しく感じない…。というかなんか見たことあるお地蔵さんばかりやなぁと思ってたら、水害マップを見て納得。なんと徳島県のほぼ主要な街は水害地域になっているのです。だから徳島県のほとんどのお地蔵様には台座があって、至るところで目にする機会があり、珍しく感じないんです。
先人の思いと知恵が、何げなく目にしていた風景として伝わっていたんですね。
そして、その想いや経験を受け継いでいこうとする人達や展示会を訪れた私達が、「徳島に住む先人の知恵を次世代へ伝えていく事は、誰かがするのではなく私達の一人ひとりの役目なのかもしれない」と考えさせられる良い機会となりました。
他にも新しい防災用品の展示や防災のアイデアなどが掲載されていて防災の新しい発信がたくさんあったとても見応えのある展示会でした。
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