「はやね はやおき あさごはん」作画アリッサ
こんにちは。紙芝居作画担当、アリッサです。
『はやね・はやおき・あさごはん』…それはぴーなっつとの出会い。
隊長タガヒーから「劇の脚本を書いてるの。読んでみて!」と打ち明けられたところから始まります。気軽に引き受けたものの、送られてきたものを読むと…まあセリフ多いわ場面転換もあるわで、なかなかのボリュームでした。母ちゃん達が初めてやるにはちょっと大変なのでは⁉というのが最初の印象でした。(私は一応演劇・舞台の裏方経験者です)そして練習見学にもいけないまま、幼稚園公演ツアーの最終回、やっと観に行くことができました。
ドキドキしながら始まった劇は、子ども達のハートをわしづかみ!大笑い・大盛り上がりの1時間でした。これは凄い!…と思いました。もちろん母ちゃん達が手作りでやってきたものですから、プロのそれとは違います。しかし、どれだけ時間をかけて真剣に準備をしてきたか、ひしひしと伝わってくるものがありました。晴れ晴れとした顔をした母ちゃん達に混ざり、撤収の手伝いをした後、そのまま皆と昼食に行き、そのままぴーなっつの一員になったのでした。
家事育児しながら、仕事しながら、それぞれの事情を抱えながら、活動を続けていくって、大変なこともあります。でもぴーなっつの皆は笑いながら、面白がってやり遂げていく。そしていつも少し面倒で楽しいこと巻き込んでくれるのです。
『いつか絵本や紙芝居にして残したいね』と当時から話は出ていましたが…。ついに紙芝居にして皆様に届ける一大プロジェクトが実現のものになりました。
劇として仕上がっているものを絵に描き起こす、というのは予想以上に難しかったです。どの場面を切り取ってるか、どう見せるのか。オリジナル劇のイメージも大切にしながら、初めて手に取って読んでくださる方も一緒に楽しめるようにと願いを込めて描きました。
ぜひ子ども達と『はやね・はやおき・あさごはん』を読んで、元気でごきげんな毎日を過ごしていただきたいと思います。
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